CLUB AMY 365

山田詠美の文章をご紹介。詠美さんご本人の掲載許可済です。

Day 104th「山田家が始まった」

 人を理系と文系に分けるのは、あまりにもざっくりとしていて、大雑把に過ぎるとは思う。けれど、この先、何が待ち受けているか解らない子供はともかく、未来より過去の分量が多くなった大人に関しては、分類は出来るかも。
「山田家が始まった」
講談社『私のことだま漂流記』より

昨日に引き続き、本日も山田詠美新聞小説。こちらは「つみびと」とはまったく違うテイストの半自伝的小説なので、特に山田詠美の作品が好きな人にはたまらない作品。
もちろん、「半」自伝的、なのでフィクションも混ざってはいるのだが、それでも山田詠美がどんな幼少期を過ごし、そして、どんな風に小説のテーマなどをみつけていったか、というようなことがわかるので面白い。    
【DATA】
山田詠美「山田家が始まった」
講談社『私のことだま漂流記』
KEN'S NIGHT M5レフィル<彩酒摩天楼>
KEN'S NIGHT 1st Bonus Track Shine ※ラメ入り